
About Me
これまでの活動
国際教養大学在学中の2021年、初めての個展『アートで見る性差別社会』を秋田で主催。
以後「ジェンダー×アート」と称して作品制作・展示開催の傍ら、イベントの企画運営や参加、
メディアへのコメントなども行っています。
ジェンダー論との出会い
大学進学をきっかけに実家を出るまで、ずっとモヤモヤを抱えながら日々を送っていました。
食事中のピリピリした空気、いつも忙しそうにしている母親、母に家事の手伝いを頼まれても
快く引き受けることのできない自分、私がメイクをすると怒る元カレ、私がレベルの高い大学を志望することを
よく思っていない元カレ、相手の容姿を揶揄することで笑いが起こるテレビ、、、
そういうイライラやモヤモヤを忘れ去ることができるんだと心のどこかで期待して秋田に飛び立ちました。
しかし大学2年生の頃から「ジェンダー」という言葉を頻繁に見かけるようになり、あの頃のモヤモヤを
思い出す機会はむしろ増え、苦しい記憶を咀嚼し、向き合おうとする時間が増えました。
私が今まで女性として、若者として、日本社会に生きるいち人間として、感じ、経験してきた多くのことの根底に、性差を理由にした差別や格差、意識の問題があることを知り、あの頃のモヤモヤを言語化するようになりました。
私の「ジェンダーをアートで」の活動は、言語化です。
言葉や絵で可視化して、たくさんの人と語り合い、共感を広げ、想像力の総量を増やせたら、
たくさんの人がもう少し楽に生きられる瞬間が増えるんじゃないかなと信じています。
写真で紹介

2018年に秋田県の国際教養大学に入学。2022年夏に卒業しました。 秋田は大学進学をきっかけに初めて訪れた地でしたが、本当に大好きで思い入れが深く、今では大切な第二の故郷となりました。

父、母、私、3つ下の妹、そのまた3つ下の弟、の5人家族です。 私が小学1年生の頃に大阪から愛知に引っ越し、大学進学までずっと愛知県の実家で暮らしていました!

大学では、秋田の高校生の学習・成長機会をつくる「FROM PROJECT秋田」(通称ふろぷろ)という学生団体での活動にも励んでいました。 団体の活動内容や目的は私のジェンダーに関する活動とは全く関係のないものでしたが、秋田という閉鎖的な地で様々な複雑な想いを抱える高校生と出会い、たくさん話をした時間は、私の根っこの部分を作ったとても大切な経験の一つだと感じています。

絵を描くことは、幼少期から好きで、得意な方でした。美大に進んだり専門的に学んだりする選択肢は考えたことがありませんでしたが、言語化のための重要なツールであり続けています。
これから
2022年8月に大学を卒業し、2023年春から都内の一般企業で働いています。
ジェンダーに関連した企業ではないものの、人との繋がりを深めることが成果に繋がる仕事で、
刺激の多い日々を過ごせています。
仕事も頑張りながら、ジェンダー問題についてより一層学びを深められるよう、
様々な地域に赴き、フットワーク軽めに活動を続けております!
今後も「ジェンダーをアートで」と称し活動し続ける予定ですので、
より多くの方に気にかけていただければ大変うれしく思います。
